ピラティスインストラクターの報酬を実額で公開します|女性トレーナー6人の実データ
「ピラティスのインストラクターは、資格を取っても食べていけない」
養成コースを出たあと、レッスン1本2,000円台のスタジオを掛け持ちしている——そういう方に何人もお会いしてきました。
ですので、うちの実際の数字を出します。募集要項の「モデル年収」ではなく、毎月実際にお支払いしている金額です。
結論:女性トレーナーの中央値は月51.8万円でした

fis.pilates と fis.lady’s は全員が女性トレーナーです。この女性専用ブランドを主に担当し、週40時間以上の予約受付枠を持つトレーナーは6人います。
その6人全員の、2026年5月〜7月の3か月平均です。
- 中央値:月518,217円(年換算 約622万円)
- 最も高い人:月619,038円(年換算 約742万円)
- 最も低い人:月370,437円(年換算 約444万円)
そして単月では、2026年6月に659,945円を受け取った女性トレーナーがいます。この月はセッション137回、店舗管理者としての手当を含みます。
fisグループ全体で最も高い報酬を受け取っているのも、この女性トレーナーです。男性のほうが稼げる、ということはありません。
6人全員の金額を、そのまま出します

3か月の平均月額を、低い順に並べたものです。
- 37.0万円
- 44.8万円
- 50.8万円
- 52.8万円
- 53.8万円
- 61.9万円
6人中5人が月40万円を超え、4人が月50万円を超えています。一部の人だけを取り出したのではなく、該当する6人を一人も除かずに並べた実額です。
なぜこの金額になるのか

理由は単純で、枠が埋まるからです。
ピラティスの仕事で報酬が伸びない一番の原因は、単価の低さよりも「シフトに入っても予約が入らないこと」です。会員数が確保できていないスタジオでは、時間を空けても収入になりません。
fis.pilatesは大阪府内に11店舗あり、店舗によっては予約枠の9割が埋まっています。店舗をまたいで担当できるので、片方が空いていても別の店舗で埋められます。
報酬はセッション単価×実施回数が中心です。指名や歩合で不安定に上下する仕組みではなく、担当した回数がそのまま報酬になります。役職に就けば手当が乗ります。
この金額の中身(正直に書きます)
これは業務委託の支払額です。会社員の給与とは性質が違うので、そこは正直に書いておきます。
- 社会保険料の天引きはありません。かわりにご自身で国民健康保険・国民年金に加入していただきます
- 源泉徴収されないぶん、ご自身で確定申告が必要です
- 交通費の支給はありません(業務委託のため)
ですから「月51.8万円がそのまま手取り」ではありません。ただ、同じ条件で比べたときに、この水準を出せているのは事実です。正社員としての募集もありますので、社会保険のある働き方をご希望の場合はそちらをご覧ください。
実際に働いているトレーナーの声
数字だけでは伝わらないので、本人に聞いた動画も置いておきます。
そして、辞めていません

報酬が良くても、続かない職場なら意味がありません。
現在在籍しているトレーナーの平均勤続年数は2年半(30.1か月)です。ピラティス・パーソナルトレーニング業界では、1年もたずに入れ替わる職場も珍しくありません。その中では長いほうだと考えています。
週40時間未満の働き方もあります
この記事の数字は「fisをメインにしている人」のものです。他のスタジオと掛け持ちしている方、育児と両立している方も在籍しており、そうした方は当然この金額にはなりません。週2日から入れます。
ただ、もし「ピラティスを本業にしたい」「この仕事で生活を成り立たせたい」と考えているなら、うちで週40時間以上入れば、上の6人と同じ水準になります。特別な人だけの数字ではありません。
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※本記事の金額は2026年5月〜7月の実支払額に基づきます(女性専用ブランドを主に担当し、週40時間以上の予約受付枠を持つトレーナー6名・全員分)。月の途中で開始・終了した方は集計から除いています。業務委託契約の支払額であり、給与ではありません。
※平均勤続年数は2026年8月時点の在籍者に基づきます。
fis株式会社 代表取締役 雪本 章夫
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